マイクについて

2016/07/07

マイクの種類

録音する時マイクは必ず必要です。
しかし、マイクと言っても色々な種類があります。
マイクとは「音の振動を電気信号に変換する機器」ということがいえます。
この電気信号への変換の仕方でマイクの種類が分類されます。
とりあえず一番使用頻度が高いと思われる「ダイナミック型」と「コンデンサー型」について解説します。

ダイナミックマイク

カラオケで使うマイクがこれにあたります。
ダイナミックマイクとは別名ムービングコイル型とも言われます。
これはマイクの仕組みがコイルと磁石があり、コイルが振動板を振動させる事により音を出します。
文章で書くと分かり辛いかもしれませんが、構造は単純です。
構造が単純ですので、比較的安価で耐久性も高く舞台やライブ等でよく使用されます。
ダイナミックマイクの定番といえばこちら
SHURE(シュアー) SM57
sm57

SHURE(シュアー) SM58
sm58

コンデンサーマイク

歌手がレコーディングしている様子を見たことがありますでしょうか?その時使用しているマイクがコンデンサーマイクです。
コンデンサーマイクはただ接続しただけでは動作しません。
コンデンサーマイクは二枚のコンデンサがあり、振動によって間隔が変化します。これに電圧をかけることによって、静電容量の変化をそれに比例した電圧の変化を電気信号に変換する…といった専門的に学んでない人にはよく分からない原理で動いています。
要はマイクケーブルを通じて電圧をかけるために別に電源が必要になります。それが「ファンタム電源」です。
これはミキサー等に付いています。オーディオインターフェースも安価な物以外は大抵付いています。
ファンタム電源を使うためにはキャノン端子で出力する必要があります。フォーンでは使用できません。
ダイナミックマイクに比べ、比較的高価で衝撃に弱く、また湿度管理も必要等、管理にも気を使います。
高音がきれいに録れたり、小さな音もしっかり拾えますので、CDのレコーディング等で使用されることが多いです。
筆者おすすめはこちら
MXL V67G


マイクにはそれぞれ特徴があります。
このマイクは他のマイクに比べ、高音があまり出ません。
しかし、それが尺八にちょうどいいのです。
他の高性能マイクだと、高音も「拾い過ぎる」ため、結果的に高音を削る処理が必要になってしまいます。
そのため「尺八用には」このマイクが合うのです。
価格もコンデンサーマイクにしては、かなり安価です。

価格は上を見たらきりがないのがコンデンサーマイクです。
プロ用のレコーディングスタジオでは数十万円のマイクが使われるのが普通です。が、個人で所有するには高価すぎますし、専門知識が無いと使いこなせないので、あまり高価なものはオススメ出来ません。

ダイナミックマイク、コンデンサーマイクについて簡単に解説しましたが、結局どのマイクが良いか?という事は用途次第という事です。
全ての状況において完璧なマイクは存在しないので、どこで、どんな楽器で、どのように録音したいかという事をよく考えてマイクを選ぶしかありません。
そしてそれには知識も経験も必要になってきますので、色々と試行錯誤しながら学んでいく事が結局は一番だと思って下さい。

-尺八の録音