尺八をマイクで録る
2016/07/07
それでは実際にマイクを使う時はどうすれば良いかというと、これもマイクの種類によって変わってきますし、
録音かコンサートかでも変わります。
まずダイナミックマイクですが、マイクスタンドにマイクをセットします。
この時、マイクの向きですが、まっすぐだと息の当たる音までひろってしまうので、斜めくらいから口元をねらうのが良いでしょう。
マイクと口元との距離はケースバイケースになりますが、割と近めでも大丈夫です。
あまり離れていると他の楽器の音を拾ってしまったりします。
一人で録音する場合その心配はありませんので、音の響きを録るためにも少し離した方がきれいに録れるでしょう。
マイクスタンドですが、利便性を考えるとストレートタイプよりブームタイプの方が色々と調整しやすいので、使いやすいです。
コンデンサーマイクについてですが、こちらは主に一人での録音で使用する場合が多いかと思います。
こちらはダイナミックマイクより感度が良いので、あまり近づけてはいけません。
正面やや上から口元に向けて傾けるのが良いでしょう。
複数人で演奏する場合、それぞれから大体等距離になるようにマイクを立てて録音すると良いです。
マイクを複数使う場合はどの楽器を主に録りたいかしっかり決めておくと場所が決めやすいです。
コンサートで尺八を演奏する場合、マイクスタンドで固定してしまうと動けなくなるという欠点があります。
そんな時はヘッドセットを使うと便利です。
私はこちらを使っています。
AUDIX ( オーディックス ) / HT2-P